唾液の量と質

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

最近一段と寒くなってきましたが、皆様体調は崩れてないでしょうか?

インフルエンザも流行っているみたいなので、新年初めのブログは唾液の量と質についてお話しようと思います。

患者様からよく「口の中が乾燥する、唾液が以前より減った」とのお声をよく耳にします。

唾液には感染防止に効く成分・細胞を活性化する成分など、機能性の高い物資がたくさんあり唾液腺という臓器で血液を材料に作られております。

そこで重要なのが、唾液の質と量です。

まず唾液の量の働きは、口の中の粘膜を乾燥から守り感染リスクを軽減させ、自浄作用という唾液で洗い流す働きがあります。唾液が少ないとこの作用が働かなく口の中も汚れた状態(細菌増加)になります。

次に唾液の質の働きは口の中の機能維持をする役割があり、感染防御の為の抗菌・抗ウイルス作用を持つ成分が多く存在します。最も多いのがlgA抗体です。口の中にはlgAを主とした免疫機構が存在します。

lgAが減ってしますと感染リスクも高くなり、虫歯や歯周病リスクも高まります。

ここで唾液の量と質を高めウイルスに負けない身体を作っていくポイントをいくつかお伝えします。

■唾液の量を増やす為にする事

●水分摂取(アルコール・カフェイン強めはNG)

●口、舌を動かす

●栄養素摂取(イワシ・サバ・ブロッコリー・アーモンドなど)

●唾液腺のマッサージ(耳の前・顎の下など)

■唾液の質を高める為にする事

●運動(有酸素運動)

●腸活

●栄養素摂取(レバー・豚肉・牛肉・魚介類・きのこ)

●口腔衛生

皆様出来る事から行ってみて下さい。ウイルスに負けない身体を作っていきましょう‼

 

 

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