医療で移植というと臓器移植を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
基本的に臓器移植とは心臓や肺、腎臓などの臓器を病気や事故によって機能しなくなった人に他の人の健康な臓器を移植して機能を回復させる医療のことです。
歯の移植はそれとは少し異なり、上記したような自己以外の組織を移植する他家移植ではなく、ある個体の組織を同一の個体に移植する自家移植となります。
簡単に言うと自分の健康だけど不必要な歯(親知らずが多いです)を必要だけど抜歯しなくてはならない部分に移植することです。
そのメリットとしては、基本的には保険内で治療できる、他の歯を削らなくてよい、違和感がほとんどないなどがあります。
逆にデメリットとしては歯の神経をとる治療がどうしても必要になるため、神経をとることにより歯はもろくなり割れやすくなるなどのデメリットもあります。
その他にも歯の移植には条件やメリットデメリットがあるので詳しくはご相談下さい。
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