衛生面の管理について
通われている歯科医院の衛生面、気になったことはございませんか?
医療機関においての院内感染予防は、必ず取り組むべき課題です。
「そんなの、この時代当たり前にどこの病院もちゃんとしてるでしょ!」と思われるかと思いますが、残念ながらそうではありません。
衛生管理への取り組み方は、医院によってさまざまなのです。
滅菌されていない?
少し前の新聞記事において、歯科の歯を削るドリルがいまだに5割は、患者ごとに交換されず、使い回しをしている可能性があるとの調査結果が掲載されていました。
つまり、患者様ごとに滅菌されることなく、前の患者さんが使ったものをそのまま口の中に入れているということです。滅菌していないので、もちろん細菌やウイルスが感染してしまうリスクが高くなります。
当院の院内感染予防への取り組み
当院では、世界最高基準『クラスB』の高圧蒸気滅菌器を導入しています。
滅菌器のレベル分け
『クラスB』
最もレベルの高い滅菌器が分類される。滅菌器の中で、何度も真空状態をつくって、隅々まで滅菌する。また、器具を選ぶことなく、どの種類にも対応できる。
『クラスS』
滅菌器の中で、1度だけ真空状態をつくって、滅菌する。一部の器具は滅菌できない。
『クラスN』
多くの歯科医院で使用されているスタンダードなレベル。袋に入ったままの状態では滅菌できない。また、滅菌後はすぐに使用しないといけないので、保管はできない。
患者様の目に見えない部分まで、しっかりと衛生管理を行い、皆様が安心して治療を受けていただけるような歯科医院づくりを行っております。
当院の衛生面への取り組みについては、引き続き今後のブログで何回かに分けてご紹介させていただきます。
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