定期検診はなぜ必要か

定期検診はなぜ必要なのでしょうか。

定期検診の目的は、虫歯や歯周病を早期発見すること、歯磨きがきちんとできているか確認することです。

もう少し詳しくお話ししていきましょう。

 

定期検診が必要な4つの理由

・症状が出る前に早期発見、早期治療

・治療回数を減らせる可能性がある

・症状が出てからでは虫歯、歯周病がかなり進行している可能性がある

・定期的に受信することで良い状態が保てる(メインテナンス)

 

病院は痛くなったら、調子が悪くなったらというイメージの方が多いと思います。

歯科に関しては症状が出てからでは虫歯、歯周病がかなり進行している可能性の方が高いです

軽度の虫歯、歯周病の場合は自覚症状がほとんどなく、痛みも感じません。

小さい虫歯に気づかず、放置していると、虫歯が大きくなります。

歯が痛くて眠れない、仕事に集中できないという症状の場合は虫歯が大きくなり神経にまで達している可能性が高いです。

神経にまで虫歯が達している場合だと、治療回数も増えて、通院回数が必然的に増えていき治療費も嵩んでいきます。

 

知らない間に進行している歯周病

歯が揺れている、痛くてかめない、という場合は歯周病がかなり進行している可能性があります。

歯周病は進行して歯の骨が喪失してしまうと、骨は自然には元には戻りません。場合によっては保存不可能で歯を抜かないといけなくなる可能性があります。

骨を戻すには人工的に骨を足したりする外科処置が必要になります。

進行する前に予防することが大事になります。

 

定期検診に来られている方ですと、虫歯も小さいうちに発見できます。

そうすると、1回や2回の治療回数で済むことの方が多いです。

歯周病も進行状態を把握することができます。

 

歯医者は長く通わないといけない、治療費が高いと思われる方多いのではないでしょうか。

定期的に受診することによって治療回数も費用も減らせる可能性があります。

 

定期検診ではどんなことをするの?

◆お口の中のチェック

虫歯がないか確認を行い、噛み合わせや口腔内に異常などがないか確認します。

また、歯周病検査も行います。

 

◆歯磨き指導

歯の形、歯並びは人によって違います。

一人一人に合わせた歯磨きのやり方を指導していきます。

 

◆歯石、歯垢除去

お口の中に残った歯垢や、ご自身では除去できない歯石を専門の器具を使用して除去します。

 


定期的に通われることにより、虫歯リスクの高い方や歯周病リスクの高い方は、歯科衛生士により口腔内の状況を知ることができ、歯磨きの方法や、適切な歯ブラシの選び方、歯磨剤、うがい薬など、専門的なアドバイスを受けることができ、お口の中の良い状態を保つことができます。

毎日デンタルクリニックでは担当の衛生士がつきますので、継続的に患者様のお口の中の変化を確認することができます。

是非かかりつけ歯科医院を見つけて、早期発見、早期治療できるよう定期検診に行くようにしましょう!

歯科衛生 吉川

 

 

 

関連記事

  1. 糖尿病と歯周病の関係性

  2. お酒って歯周病に悪いの?

  3. 口腔ケアとウィルス感染

  4. マイクロスコープ治療とは

  5. いい (11)つば (28)の日

  6. 虫歯を予防する物質 フッ素を知ろう!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。